旅らへん

ひとり旅好きアラフィフトラベラーによる旅の備忘録

アエロフロート航空が普通すぎて拍子抜けした話

モスクワトランジットをしたかったため、飛行機移動は、
すべてアエロフロートにした2018年夏のドイツ旅行。
具体的には、以下の路線を使いました。
・成田-モスクワ(往復)、
・モスクワ→フランクフルト、
ミュンヘン→モスクワ

アエロフロートと言えば・・・?

近藤紘一さんの「ベトナムから来た妻と娘」シリーズで、
アエロフロート内で南京虫に刺された知人の話を読んで以来、
個人的にはヤバい航空会社のトップに君臨していたアエロフロート

あえて乗る理由もないので避けていましたが、結論から言うと、
全然ヤバくなかった。
全然普通!

写真:機内の窓から見た成田の海岸線
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アエロフロートの機内

座席も普通、遅延も無く、客室乗務員も(表現変だけど)普通に
サービスしていました。
英語も通じます。(日本人客室乗務員は乗っていなかったかも)
お酒も無料!(路線によっては、ビールのみ有料)
呑みすぎて乱れるような人もおらず、いたって普通。
(普通、を強調しすぎかと思いますが、それだけヤバい航空会社だと
思ってたと言うことです)
映画は、日本の映画が2本、他、外国語映画に日本語字幕付はなかったけど、
子供向けの番組は、あのロシア独特の哀しい、でも妙にかわいいものが
割とあって、言葉がわからなくてもストーリー追えて楽しめます。

機内誌はゲットすべき!

アエロフロートでは、成田→モスクワ線で貰える「オーロラ」という
機内誌があって、これが下手なガイドブックより使えました。
観光情報、出入国カードの書き方から、シェレメチェボ空港の案内、
モスクワとサンクトペテルスブルグの地下鉄MAPも載っています。
観光情報も、サウナ情報載せたり、なかなかディープ。
蜂蜜が名物なのも、これで知りました。
実際、ロシアの専門店で試食した蜂蜜は、ワタシのバカ舌でも
花の違いが分かるくらい違いがあって楽しめました。
 (栗の花の蜂蜜は本当に臭い!とか)

他の航空会社と比べても遜色なし!

機体は日系の方が、各自積ん狭いと思います。
客室乗務員も、日系でも感じの悪い(というか使えない)人がいるし、
(こちらの期待値が高いせいか?)
遅延だったら、カナダ航空の方がひどいし
(何度か乗ったけど、定刻出発したことが無い)、
オーストリア航空は、旅行前日になって急に欠航しやがったし。
(搭乗人数が少なくて採算合わないから、取りやめた可能性大)

今までアエロフロート航空を敬遠していたけれど、
実際に使ってみたら、安いし早いし、今まで無駄に避けていて損したな!
と思いました。